いま地域社会との関わりが、仕事や子供の塾通い等で気持ち的に離れてしまった人が増えているような気がします。本来は「住んでいる地域」が生活の基本なのです。特に子供の教育を考えた時、今の状態では子供に何か問題が起きても、気軽に声をかけあう隣人がいません。子供の小さな問題に気づかず、親も地域も見逃すことから大きな問題に発展します。また、社会的な孤立感が将来その子に大きな社会不信を生むことも考えられます。
地域社会には、学校と違いさまざまな年齢や職業の人たちが暮らしています。そうした中で生活をした経験があれば、むやみに人を傷つけたり自分を価値のない人間だと思ったりすることは無くなるでしょう。もちろんこれは親にもいえることです。大人同士の関わりが薄くては、子供だって地域とどう関わっていいのか分かりません。
そこで地域社会と接していく為には、まず「その地域が今何をしているのか」また「どんな行事があるのか」「役員さんは誰なのか」等を把握する必要があります。そうすることにより、地域に興味がわいて来て参加しやすくなると思います。そして子供と一緒に「自分も地域の一人である」ことを自覚しましょう。
そんな中でコミュニケーションの情報伝達として、各地区の活動等の「お知らせ放送」を各家庭のお茶の間で聞ける「エリアトーク」が今注目をあびています。地域の情報伝達も回覧板だけでなく、放送と両立していくことにより「うっかり見逃し」がなくなって、地域への参画も深まるでしょう。
地震・台風・火事等の災害は、リアルタイムの「情報共有化」が不可欠です。情報の遅れが生死を分けます。また、人から人への聞き伝え情報は必ずどこかで内容が変わってしまいます。
災害時の緊急連絡は、区内放送が一番早い連絡手段です。行政の防災無線等もありますが行政だけでは各地区までは目が行き届きません。そこに住んでいる人々が的確な情報に従い、お互いに助け合うことが一番の防災対策です。
安心な町づくりの一環としても、この「エリアトーク」が役立ちます。

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